小倉百人一首辞典

2字決まりの歌一覧(42句)

百人一首 42句を歌番号順に掲載しています。

3番歌あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む
あし ながながしよを ひとりかもねむ
柿本人麻呂(男)
4番歌田子の浦に うちいでてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ
たご ふじのたかねに ゆきはふりつつ
山部赤人(男)
5番歌奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき
おく こゑきくときぞ あきはかなしき
猿丸太夫(男)
6番歌かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きをみれば 夜ぞふけにける
かさ しろきをみれば よぞふけにける
中納言家持(男)
10番歌これやこの 行くも帰るも わかれては しるもしらぬも 逢坂の関
これ しるもしらぬも あふさかのせき
蝉丸(坊主)
13番歌つくばねの 峰よりおつる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる
つく こひぞつもりて ふちとなりぬる
陽成院(男)
14番歌みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに みだれそめにし 我ならなくに
みち みだれそめにし われならなくに
河原左大臣(男)
16番歌立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば いまかへりこむ
たち まつとしきかば いまかへりこむ
中納言行平(男)
17番歌ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
ちは からくれなゐに みづくくるとは
在原業平朝臣(男)
20番歌わびぬれば いまはたおなじ 難波なる 身をつくしても あはむとぞ思ふ
わび みをつくしても あはむとぞおもふ
元良親王(男)
23番歌月みれば ちぢにものこそ かなしけれ わが身一つの 秋にはあらねど
つき わがみひとつの あきにはあらねど
大江千里(男)
24番歌このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに
この もみぢのにしき かみのまにまに
菅家(男)
26番歌小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば いまひとたびの みゆきまたなむ
をぐ いまひとたびの みゆきまたなむ
貞信公(男)
33番歌久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ
ひさ しづこころなく はなのちるらむ
紀友則(男)
34番歌誰をかも しる人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに
たれ まつもむかしの ともならなくに
藤原興風(男)
36番歌夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ
なつ くものいづこに つきやどるらむ
清原深養父(男)
37番歌白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
しら つらぬきとめぬ たまぞちりける
文屋朝康(男)
40番歌しのぶれど 色に出でにけり 我が恋は 物や思ふと 人の問ふまで
しの ものやおもふと ひとのとふまで
平兼盛(男)
41番歌恋すてふ 我が名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか
こひ ひとしれずこそ おもひそめしか
壬生忠見(男)
43番歌あひみての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり
あひ むかしはものを おもはざりけり
権中納言敦忠(男)
46番歌由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな
ゆら ゆくへもしらぬ こひのみちかな
曽禰好忠(男)
47番歌八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり
やへ ひとこそみえね あきはきにけり
恵慶法師(坊主)
51番歌かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな もゆる思ひを
かく さしもしらじな もゆるおもひを
藤原実方朝臣(男)
52番歌あけぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな
あけ なほうらめしき あさぼらけかな
藤原道信朝臣(男)
55番歌滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ
たき なこそながれて なほきこえけれ
大納言公任(男)
59番歌やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな
やす かたぶくまでの つきをみしかな
赤染衛門(女)
61番歌いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂ひぬるかな
いに けふここのへに にほひぬるかな
伊勢大輔(女)
62番歌夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ
よを よにあふさかの せきはゆるさじ
清少納言(女)
65番歌うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 名こそをしけれ
うら こひにくちなむ なこそをしけれ
相模(女)
66番歌もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし
もろ はなよりほかに しるひともなし
前大僧正行尊(坊主)
71番歌夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く
ゆふ あしのまろやに あきかぜぞふく
大納言経信(男)
72番歌音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ
おと かけじやそでの ぬれもこそすれ
祐子内親王家紀伊(女)
73番歌高砂の をのへのさくら さきにけり とやまのかすみ たたずもあらなむ
たか とやまのかすみ たたずもあらなむ
前権中納言匡房(男)
74番歌憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを
うか はげしかれとは いのらぬものを
源俊頼朝臣(男)
82番歌思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり
おも うきにたへぬは なみだなりけり
道因法師(坊主)
85番歌夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり
よも ねやのひまさへ つれなかりけり
俊恵法師(坊主)
89番歌玉の緒よ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
たま しのぶることの よわりもぞする
式子内親王(女)
90番歌見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず
みせ ぬれにぞぬれし いろはかはらず
殷富門院大輔(女)
91番歌きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む
きり ころもかたしき ひとりかもねむ
後京極摂政前太政大臣(男)
94番歌み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり
みよ ふるさとさむく ころもうつなり
参議雅経(男)
97番歌こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ
こぬ やくやもしほの みもこがれつつ
権中納言定家(男)
100番歌ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり
もも なほあまりある むかしなりけり
順徳院(男)