小倉百人一首辞典

なから始る歌一覧(8句)

百人一首 8句を歌番号順に掲載しています。

19番歌難波潟 みじかき蘆の ふしのまも あはでこの世を すぐしてよとや
なにはが あはでこのよを すぐしてよとや
伊勢(女)
25番歌名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人にしられで 来るよしもがな
なにし ひとにしられで くるよしもがな
三条右大臣(男)
36番歌夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ
なつ くものいづこに つきやどるらむ
清原深養父(男)
53番歌なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる
なげき いかにひさしき ものとかはしる
右大将道綱母(女)
80番歌長からむ 心もしらず 黒髪の みだれてけさは 物をこそ思へ
ながか みだれてけさは ものをこそおもへ
待賢門院堀河(女)
84番歌ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき
ながら うしとみしよぞ いまはこひしき
藤原清輔朝臣(男)
86番歌なげけとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな
なげけ かこちがほなる わがなみだかな
西行法師(坊主)
88番歌難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき
なにはえ みをつくしてや こひわたるべき
皇嘉門院別当(女)