小倉百人一首辞典

つくばねの 峰よりおつる みなの川恋ぞつもりて 淵となりぬる

つくばねの みねよりおつる みなのがはこひぞつもりて ふちとなりぬる

陽成院の歌
陽成院 男

現代訳

筑波山の峯から流れてくるみなの川も、(最初は小さなせせらぎほどだが)やがては深い淵をつくるように、私の恋もしだいに積もり、今では淵のように深いものとなってしまった。

陽成院(ようぜいいん)の紹介

陽成天皇(ようぜいてんのう、貞観10年12月16日(869年1月2日) - 天暦3年9月29日(949年10月23日)、在位:貞観18年11月29日(876年12月18日) - 元慶8年2月4日(884年3月4日))は第57代天皇。諱は貞明(さだあきら)。

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「つくばねの 峰よりおつる みなの川」の覚え方

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