心当てに 折らばや折らむ 初霜のおきまどはせる 白菊の花
こころあてに をらばやをらむ はつしものおきまどはせる しらぎくのはな

凡河内躬恒 男
現代訳
無造作に折ろうとすれば、果たして折れるだろうか。一面に降りた初霜の白さに、いずれが霜か白菊の花か見分けもつかないほどなのに。
凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)の紹介
凡河内 躬恒(おおしこうち の みつね、貞観元年(859年)? - 延長3年(925年)?)は、平安時代前期の歌人・官人。姓は宿禰。一説では淡路権掾凡河内諶利の子。三十六歌仙の1人。官位は六位・和泉大掾。
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「心当てに 折らばや折らむ 初霜の」の覚え方
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秋,冬