小倉百人一首辞典

夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを雲のいづこに 月やどるらむ

なつのよは まだよひながら あけぬるをくものいづこに つきやどるらむ

清原深養父の歌
清原深養父 男

現代訳

夏の夜は、まだ宵のうちだと思っているのに明けてしまったが、(こんなにも早く夜明けが来れば、月はまだ空に残っているだろうが) いったい月は雲のどの辺りに宿をとっているのだろうか。

清原深養父(きよはらのふかやぶ)の紹介

清原 深養父(きよはら の ふかやぶ、生没年不詳)は、平安時代中期の歌人。父は豊前介・清原房則。孫に清原元輔、曾孫に清少納言がいる。官位は従五位下・内蔵大允。中古三十六歌仙の一人。

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「夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを」の覚え方

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