小倉百人一首辞典

田子の浦に うちいでてみれば 白妙の富士の高嶺に 雪は降りつつ

たごのうらに うちいでてみれば しろたへのふじのたかねに ゆきはふりつつ

山部赤人の歌
山部赤人 男

現代訳

田子の浦の海岸に出てみると、雪をかぶったまっ白な富士の山が見事に見えるが、その高い峰には、今もしきりに雪がふり続けている。(あぁ、なんと素晴らしい景色なのだろう)

山部赤人(やまべのあかひと)の紹介

山部 赤人(やまべ の あかひと、生年不詳 - 天平8年(736年)?)は、奈良時代の歌人。三十六歌仙の一人。姓は宿禰。山部足島の子とする系図がある。官位は外従六位下・上総少目。後世、山邊(辺)赤人と表記されることもある。

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「田子の浦に うちいでてみれば 白妙の」の覚え方

2字決まり

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三十六歌仙,冬


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