小倉百人一首辞典

なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまはいかに久しき ものとかはしる

なげきつつ ひとりぬるよの あくるまはいかにひさしき ものとかはしる

右大将道綱母の歌
右大将道綱母 女

現代訳

(あなたが来てくださらないことを) 嘆き哀しみながらひとりで夜をすごす私にとって、夜が明けるのがどれほど長く感じられるものか、あなたはいったいご存じなのでしょうか。

右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは)の紹介

藤原道綱母(ふじわら の みちつな の はは、承平6年(936年)? - 長徳元年5月2日(995年6月2日))は、平安時代中期の歌人。藤原倫寧の娘。(『尊卑分脈』に「本朝第一美人三人内也(=日本で最も美しい女性三人のうちの一人である)」と書かれているが、尊卑分脈は間違いも多く真偽は不明)

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「なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは」の覚え方

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