小倉百人一首辞典

忘れじの ゆく末までは かたければ今日をかぎりの いのちともがな

わすれじの ゆくすゑまでは かたければけふをかぎりの いのちともがな

儀同三司母の歌
儀同三司母 女

現代訳

いつまでも忘れまいとすることは、遠い将来まではとても難しいものですから、(あなたの心変わりを見るよりも早く) いっそのこと、今日を最後に私の命が終わって欲しいものです。

儀同三司母(ぎどうさんしのはは)の紹介

高階 貴子(たかしなの きし / たかこ、生年不詳 - 長徳2年(996年)10月没)は平安時代の女流歌人。女房三十六歌仙に数えられる。通称は高内侍(こうのないし)、または儀同三司母(ぎどうさんしのはは)。前者は女官名、後者は息子藤原伊周の官名(儀同三司)による。

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「忘れじの ゆく末までは かたければ」の覚え方

3字決まり

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