小倉百人一首辞典

滝の音は たえて久しく なりぬれど名こそ流れて なほ聞こえけれ

たきのおとは たえてひさしく なりぬれどなこそながれて なほきこえけれ

大納言公任の歌
大納言公任 男

現代訳

水の流れが絶えて滝音が聞こえなくなってから、もう長い月日が過ぎてしまったが、(見事な滝であったと) その名は今も伝えられ、よく世間にも知れ渡っていることだ。

大納言公任(だいなごんきんとう)の紹介

藤原 公任(ふじわら の きんとう)は、平安時代中期の公卿・歌人。関白太政大臣藤原頼忠の長男。小倉百人一首では大納言公任。

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「滝の音は たえて久しく なりぬれど」の覚え方

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