大江山 いく野の道の 遠ければまだふみもみず 天の橋立
おほえやま いくののみちの とほければまだふみもみず あまのはしだて

小式部内侍 女
現代訳
(母のいる丹後の国へは) 大江山を越え、生野を通って行かなければならない遠い道なので、まだ天橋立へは行ったことがありません。 (ですから、そこに住む母からの手紙など、まだ見ようはずもありません)
小式部内侍(こしきぶのないし)の紹介
小式部内侍(こしきぶ の ないし、長保元年(999年)頃 - 万寿2年(1025年)11月)は平安時代の女流歌人。掌侍。女房三十六歌仙の一人。父は橘道貞、母は和泉式部。母の和泉式部と共に一条天皇の中宮・彰子に出仕した。そのため、母式部と区別するために「小式部」という女房名で呼ばれるようになった。
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「大江山 いく野の道の 遠ければ」の覚え方
3字決まり