小倉百人一首辞典

うらみわび ほさぬ袖だに あるものを恋にくちなむ 名こそをしけれ

うらみわび ほさぬそでだに あるものをこひにくちなむ なこそをしけれ

相模の歌
相模 女

現代訳

あなたの冷たさを恨み、流す涙でかわくひまさえもない袖でさえ口惜いのに、こ の恋のために、(つまらぬ噂で) わたしの名が落ちてしまうのは、なんとも口惜しいことです。

相模(さがみ)の紹介

相模(さがみ、生没年不詳:998年(長徳4年)頃 - 1061年(康平4年)以降か)は、平安時代後期の歌人である。中古三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。実父は不詳で、摂津源氏但馬守頼光の養女。母は能登守慶滋保章の娘。

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「うらみわび ほさぬ袖だに あるものを」の覚え方

2字決まり

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