小倉百人一首辞典

長からむ 心もしらず 黒髪のみだれてけさは 物をこそ思へ

ながからむ こころもしらず くろかみのみだれてけさは ものをこそおもへ

待賢門院堀河の歌
待賢門院堀河 女

現代訳

あなたの心は末永くまで決して変わらないかどうか、わたしの黒髪が乱れているように、わたしの心も乱れて、今朝は物思いに沈んでおります。

待賢門院堀河(たいけんもんいんほりかわ)の紹介

待賢門院堀河(たいけんもんいんのほりかわ、生没年不詳)は、平安時代後期の歌人である。女房三十六歌仙・中古六歌仙の一人。父は神祇伯・源顕仲。姉妹に、顕仲卿女(重通妾)、大夫典侍、上西門院兵衛がいる。前斎院六条とも呼ばれる。

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「長からむ 心もしらず 黒髪の」の覚え方

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